シリウス （真理絵）

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小さなころ　いつもあこがれた
あたたかな瞳のその人は
しかられても　おもちゃ失くしても
やさしく撫でて笑ってくれた

今は遠くにいるけれど
会えない日々のなかで
大人びたわたしもあなたのように
そっと微笑んでいたい

なんにもない空の果ての果て
いつまでも咲いてる花のように
冬の星が描く物語
大切なおもかげに重ねて

今でもけして忘れない　　　　　　　　　　　　　↑
会えることはなくても
消えない思い出に包まれながら
ずっと微笑んでいたい　　　　　　　　　　　　試
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聴
そしていつかわたしも誰かの　　　　　　　　範
小さな光になれるのなら　　　　　　　　　　　囲
真冬の空に歌い続けよう
星たちのきらめきに重ねて　　　　　　　　　　↓

なんにもない空の果ての果て
いつまでも枯れない花のように
あなたのとなりで私もまた
誰かをそっと照らしていたい
あなたをずっと見つめていたい